6.練習日記

2025年6月14日 (土)

恵比寿教室練習日記(2025年6月13日)

6/13(金)の恵比寿教室練習日記です。
先生はお休みで、ゲストの方含め、8名の方が参加されました。

ベテランの方が多かったので、練習合間の武術談義でも、興味深い話を聞くことができました。
一方、最近入会された方も参加されていました。
外部講習会をきっかけに、教室に参加される方が少しずつでも増えるのは大変喜ばしいことであります。
なお、恵比寿教室はほぼ常時、教練2名の体制で、たいへん丁寧に教えていただけます(唐突に宣伝)

私自身は三体式、形意十二拳の鶏形、推手、五行生剋拳などを練習しました。
推手はこの何年かで対応力が多少増したような気はしていたものの、自分の基本的な受け方や力みやすい個所、崩れやすいパターン自体はあまり変わっていないようだと今回実感しました。

自分の苦手傾向の1つとして今回改めて分かったのは、(自由推手寄りの)単推手で左手首をほどほどの圧で持続的に押されると、肩が硬直して崩れやすい…という点です。
思えば、外部の方々との交流時でも手首付近を抑えられる刺激にはやや苦手感がありました(あえて弱点をさらして、今後、推手相手の方々に鍛えてもらおうとするスタイル)。

姿勢の偏り(日常の身体の使い方による偏り)の癖や受け方の癖は無意識に出る部分もあるので、ある程度は仕方ない…気もします。
とはいえ、そう思っているだけだと成長もないので、普段の稽古に加え、受け方の工夫を考えたり、日常生活での力み癖の確認を行ったりしつつ、対応を考えたいところです。


ともあれ、色々な稽古上の課題を自覚させてくれる練習相手の方々の存在は本当にありがたいものだと思います。


<<K野>>

2025年5月24日 (土)

かつしか教室練習日記(2025年5月22日)

5/22(木)のかつしか教室練習日記です。
先生含め、9名の方が参加されていました。
最近のかつしか教室には中国武術経験のある方の入会も増えているようで、今後が楽しみです。

当日は、形意拳の各種套路、形意拳の対練套路の安身炮、八卦掌定歩、などが稽古されていました。
私は三体式ののち、形意拳の連環拳、十二形拳などを稽古しました。

 

今回は途中、ゆっくり形意拳の套路を行うのは難しい、という話題が出ました。これは私ももっともだと思いました。
個人的に思うに、形意拳の型はある程度の動作のメリハリが必要になるので、ゆっくりといっても、(孫氏)太極拳のように全動作をゆっくり等速に行うのと違う難しさがある気がします。
また、勢いでごまかせないので、手の返しなどの細かい動作を正確に覚えているかや、全身の動きの一致度が試される部分もあると思いました。

自分の場合、形意拳の型を習い始めの頃は、動作の解像度が低く、あまり細かく動作を覚えていないので、「大まかな動作精度のまま、速そうに動く」という感じでしか動けなかった気がします(今も新しい型を覚えるとそんな感じになるのかもしれませんが)
「正しくゆっくり動く」には、動作の手順や注意点を理解するとともに、ある程度自分の身体に動作をなじませる必要があるのかもしれません。

基本的に形意拳では動作の勢いが重要だと思うので、ゆっくり練習は沢山やる必要はないと思いますが、たまにやってみると、自分があいまいな動作の部分がわかるなど、時には型の理解を深める役に立つかもしれないと思いました。
ほぼ無意識でしたが、私も最近は、まずはゆっくり動いて動きを確認し、同じ要領で次はできるだけ素早く動いてみる、という流れでしばしば一つの型を稽古している気がします。

稽古の道筋は人それぞれと思うので、参考になるかわかりませんが、稽古中の会話に触発され、思い浮かんだことを書いてみました。

 

<<K野>>

2025年3月29日 (土)

恵比寿教室練習日記(2025年3月28日)

3/28(金)の恵比寿教室練習日記です。
当日は先生、ゲストの方含め、9名の方が参加されていました。

当日は稽古が進んだ方が大半だったため、形意拳の五行生剋拳、八卦掌活歩や変掌、太極剣、四正推手など、様々な内容が練習されていました。

 

私は主に五行生剋拳を稽古しました。
生剋拳は五行拳をしっかり練習した方にとっては、動作自体はそこまで複雑ではないと思われるものの、間合いの制御は案外習得に時間が必要なのかもしれないと思いました(前回の日記でも同じようなことを書いた気が…)。

間合いは口で言われてもわかりづらい点と思うので、相手の方の間合いが妙だと思ったときに、自分の動作でどのようにその違和感をいい感じに伝えられるか考えてみたいと思いました(自分の方に問題がある可能性もありますが…)。

 

最後に先生に三体式も直して頂きました。今回は骨盤が左右に傾き気味でした。三体式が何となく今日はうまく立てていないという実感があっても、いまいち骨盤の左右の傾きは自力で気づきづらかった点なので、理由を考えてみました。
結果、軸足のそけい部をしっかり折ろうとし過ぎているか、軸足よりも軸足でない脚のそけい部に意識が薄い時に起こりやすいのでは…という仮説に行き当たりました。

個人的に初心者の頃は軸足でない脚のそけい部を折ること自体が難しかったですが、多少慣れてきたなりに、課題は尽きないものだと思います。
その時点での課題を意識しつつ日々立ちたいところです。

 

<<K野>>

2025年2月15日 (土)

かつしか教室練習日記(2025年2月13日)

2/13(木)のかつしか教室練習日記です。
当日は先生含め、8名の方が参加されました。

私が参加した時間帯は、形意五行拳の崩拳、形意十二形拳の鶏形、形意拳対練の五行生剋拳が主に練習されていました。
私が稽古したのは主に鶏形と生剋拳です。

鶏形は十二形拳の中では比較的長い套路です。
今回練習していて、腕を振り上げる箇所での全身動作の一致や、片足で立つ箇所での姿勢の維持が特にポイントといえるかもしれない…と思いました(人によって難所と感じる点は違うと思うので、個人的感想です)。

その後、私は形意拳の蛇形も練習しました。
鶏形と蛇形には似た動作がありますが、それぞれ視線の向く方向が違います。視線の向け方ひとつでだいぶ攻撃の方向や動作の性質が変わるなと改めて感じました。

 

生剋拳は先生と2名の方と稽古しました。
相手によってだいぶ反応や間合いが違ったので、普段よく稽古する方との反応の違いに一瞬戸惑う瞬間もありました。普段との間合いの違いにしばらく気づかず、多少無理して腕を伸ばす瞬間があった…などです。
生剋拳の動作は比較的シンプルですが、機会を見つけて色々な方と稽古したほうが良さそうです。

 

今回も参加時間が短めでしたが、多少練習量が減る時期があっても、先生が先日動画で言われていたように、稽古を継続していくことが重要な気がしている今日この頃です。

 

<<K野>>

2025年1月16日 (木)

恵比寿教室練習日記(2025年1月10日)

2025/1/10(金)の恵比寿教室練習日記です。
恵比寿教室は当日が稽古始め、かつしか教室は前日が稽古始めでした。
先生とゲストの先輩も含め、当日の参加者は8名でした。

当日は全員での三体式の稽古の後、各メンバーはそれぞれ太極拳、八卦掌、八卦剣の套路を練習されていました。
私は若干、稽古スペースに迷ったので、他の方々の様子を見たり、話を聞いたりしました。
孫家拳の八卦槍の套路の一部はまだ残っているらしい、というお話を先輩から聞いて期待が膨らみました。

その後は今年初推手を行いました。年末年始は所用が多く、あまり練習できなかったので、久々の推手刺激でスイッチを入れることができて良かったです。
少々ぼんやりしていたためか、巳年だから蛇形の套路をやろう!…と思いあたったのは、2日ほど後の自主練時でした。

今年も日々稽古を続けていきたいと思います。
遅まきながらですが、先生をはじめ教室の皆様、関係者の皆様、
本年もよろしくお願いいたします。

 

<<K野>>

2024年12月28日 (土)

かつしか教室練習日記(2024年12月26日)

12/26(木)のかつしか教室練習日記です。
当日はかつしか教室の稽古納めで、先生含め7名の方が参加されました。
ちなみに、恵比寿教室は翌27日が稽古納めでした(私はこちらは不参加でした)。

 


当日は私も久しぶりにまとまった時間、練習に参加できました。
到着時は全員で太極拳推手を練習されていました。私は途中から交代してもらい、先生に相手をしていただきました。先生には、定歩四正推手での肘の制御や、活歩四正推手の歩みなどの課題を指摘いただきました。基本動作や動作中の意識の抜けにもっと注意が必要そうです。
私自身は今年も教室外で様々な方と推手をさせて頂きましたが、経験の蓄積だけでなく、こういった土台部分の練度アップは改めて重要と感じました。

推手の後は自由練習となり、他の方々は八卦剣や、形意拳の五行拳などの套路を練習されていました。
劈の踏み込みの練習などは、基本動作でありながら、大変私も勉強になりました。
最近、形意拳の十二形拳をあまりやっていないことを突如思い出したので、私は十二形拳をひととおり(正確には練習場所を取る猴形以外)練習しました。
練習量が少な目だった一部の套路は、案の定、視線の使い方の曖昧さなど、いまいちな部分がありました。種類が多いので普段後回しにしがちな十二形拳ですが、もう少し練習せねばと思います。

 


今年は当会のイベントが久々に盛況な1年でした。
コロナ禍以来数年ぶりとなる教室の合宿が開催されたり、教室外の方向けの講習会が複数回開催されたり、他の団体の合宿にお邪魔させて頂いたりもしました。
私自身は都合で、教室参加頻度が過去年度より少なめでしたが、1年を振り返ると、よい稽古ができた気がします(自身の腕前は置いておいて…)。

後藤先生、孫家拳教室の皆様、稽古をご一緒させて頂いた皆様、今年も大変お世話になりました。
良い年をお迎えください。

 

<<K野>>

2024年11月28日 (木)

かつしか教室練習日記(2024年11月21日)

先週11/21(木)のかつしか教室練習日記です。
当日は先生含め8名の方が参加されていました。
普段の広い会場が工事中で、しばらくは若干狭めの会場での稽古が続くようです。

参加者の方々は太極拳套路、五行拳、八卦掌定歩などを稽古されていました。稽古歴が長い熟練の方々も基本に立ち返って丁寧に稽古されていた印象です。

 

私自身は今回も短時間参加だったため、三体式の稽古時間が長めでした。
しかし、三体式を直して頂くことで、姿勢が通常より前傾気味になっていたと判明し、なまじ套路を長時間練習するより重要な学びを得た気分でした。どうも最近のあわただしさが姿勢に露骨に現れていたようです…。

一人稽古だと、こういった姿勢のブレがあっても中々気づけないので、三体式を先生や教練の方に直して頂くのは、学び始めて何年たっても重要だと感じます。三体式の姿勢がしっかりすると、脚に重みが乗り非常に腿が疲れてきますが、同時に、良い汗が出てすっきりした感じも出てくるので、よい三体式は健身効果も高い気がします。

 

個人的に家で三体式を自主練していても、脚は疲れどもこのすっきりした感じが出てこないこともしばしばなので、今一つ丁寧にやり切れていないものと思われます。
自宅での自主練については、最近SNSで参考になるコメントを頂いたこともあり、場所や時間に関わらず、三体式自主練には今少し丁寧に取り組みたいものだと改めて思いました。

 

<<K野>>

2024年10月27日 (日)

10月の恵比寿教室練習日記(2024年10月)

10月の恵比寿教室ダイジェスト練習日記です。
久しぶりの稽古日記である気がしますが、10月は私は体調不良などであまり稽古に参加できず、記憶がはっきりしているうちに日記を書く機会を逸してしまったため、いつも以上に大まかテイストです…。

 

私が10月参加したのは10/4,18の恵比寿教室2回で、いずれも7-8名の方が参加されていました。
常連の方々はそれぞれの進度やテーマに応じて、太極拳の四正推手、八卦掌活歩、八卦剣対練、形意十二形拳の馬形などを稽古されていました。
しばらくぶりに教室に行くと、皆さんずいぶん稽古が進んだなとしばしば思います。教練のお二人を中心とした稽古スタイルもしっかり根付いてきたのかもしれません。

 

先ほどの型の中では、私は馬形を最近あまり練習していなかったので、脇で先生の説明を聞いたり、習い始めの方と一緒に練習したりしながら、理解を新たにしました。
稽古を続けるうちに三体式の姿勢が多少ましに(腰の反りが多少ゆるやかに)なってきたのか、久々に集中して稽古すると、心なしか前より違和感なく打てている…ような気もします(強いかどうか等は全く別として…)。

ある程度の年数、稽古を続けていると、仕事やライフイベント、体調管理など、色々な日常の出来事との対峙もしばしば余儀なくされますが、日々少しずつでも稽古を続け、前進していきたいものだと改めて思います。

<<K野>>

2024年8月27日 (火)

恵比寿教室練習日記(2024年8月23日)

先週8/23(金)の恵比寿教室練習日記です。
当日の参加者は先生含め9名でした。
当日は、八卦剣対練、八卦掌徒手、四正推手などが稽古されていました。
私は久々に参加したので、参加者の方々の稽古の進度に驚きました。

 

私は単推手を主に稽古しました。
もっともらしく単推手の手順を紹介したりしていましたが、私も先生に手を取っていただいたところ、動作に色々と粗があることが判明しました。
ひとことでいうと、相手の動きを感じてついていく精度が甘く、「捨己従人」不足のようです…。

孫家拳に伝わる一通りの推手の手順は教えて頂き、単推手は最初に習った分、慣れているような気がしていましたが、まだまだ改善の余地があるようです。
腕の動きなどでごまかしにくい分、ある意味単推手は最も難しいのかもしれないと思いました。

 


ちなみに、気づけば恵比寿教室の練習日記を書くのも半年ぶりとなってしまっていましたが、この間、恵比寿教室の体制も若干変わっております。

具体的には、後藤先生は恵比寿教室ではだいたい隔週で指導され、先生ご不在の日は教練お二人から熱心に稽古をつけて頂ける教授スタイルとなりました。かつしか教室はこれまでと同様です。

最近は恵比寿の教練お二人が関わられている、「外部の方向け形意拳講習会」や「孫家拳の公式YouTube動画アップ」の頻度も増えており、恵比寿教室の今後にさらに注目したいところです。

 

孫家拳 公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@user-pr8ze9kc2z/videos

 

<<K野>>

2024年7月14日 (日)

かつしか教室練習日記(2024年7月11日)

先週7/11(木)のかつしか教室練習日記です。
参加者は先生含め9名でした。

私は当日は30分ほどしか参加できませんでしたが、崩拳で歩を進める時と、推手で相手を推すときの姿勢の共通点などの、大変重要そうなポイントが先生から参加者の方々に共有されていました。
推手の稽古をから派生したお話だったようです。

自分も色々な方と推手をしている時に特に実感しますが、一人稽古のときに多少良い姿勢で動作ができて(できたような気がして)も、相手を前にすると、手先で捌こうとしたり前かがみになったりと、良くない動作や構えをしがちで難しさを感じます。
無理な動きで相手を崩すより、その後の上達につながるよう、正しく動こうとして崩されるくらいのつもりで対人稽古は行いたいものだと改めて思いました。

最近は、仕事などで稽古参加頻度が低下気味でしたが、得られたヒントをもとに少しずつ前進していきたいところです。

 

<<K野>>

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